〜HARRY POTTER and the Half-Blood Prince 感想ページ〜

<CHAPTER 1> The Other Minister

なんとなく、ハリーから始まらないような予感はしていましたが、まさか最初の登場人物が英国首相とは・・・。
どうしてもブレア首相の顔が浮かんでしまいますね。
マグルの首相が出てきたことについてブレア首相は質疑応答の中で「I am still searching for the Minister」とおっしゃったそうです(笑)
“まだ”探しているところなのであって、いつかは魔法界の大臣に出会えると思っているということかな(笑) いえ、冗談なのでしょうが。

さて、物騒な事件の情報ばかりでいきなり気が滅入る内容に、読書スピードもどんどん鈍化してしまいます(最初からのろのろですが)。
一番気が滅入ったのは、アメリア・ボーンさんが殺害されたというショッキングな情報。
いい人そうなので、もう少しでてくるかな・・・と思っていた方でしたが、こんなにさらりと・・・。
とはいえ、1巻の頃ならば動揺が激しかったでしょうが、もう既にこのくらいのことではあまり動揺しません。(それって児童書としてどうなんだろう;)

いきなり暗いスタートですが、1つ嬉しいことはファッジが大臣をクビになったことですね。
新しい大臣は、自分の安全ばかり考えているようなファッジよりは使える人物だとは思うのですが、なんだか威圧的というかなんというか・・・。
はたして6巻からは魔法省とダンブルドアは仲良くやっていけるのかどうなのか。


<CHAPTER 2> Spinner's End

まだハリーは出てきません。
またまた、登場人物にビックリです。ベラトリクスとナルシッサがでてくるとは!
そういやこの2人って、親戚なんだよなぁ・・・などと思い出しつつ、どこに向かってるんだろうと思っていたら・・・
スネイプ登場!!!
おぉぉぉ、なんだか序盤から盛り上がってますね。

この辺読んでて面白いのは各々の名前の呼び方。
スネイプからは「Narcissa」と「Bellatrix」。お、名前で呼んじゃう仲の良さか!!
ナルシッサからは「Bella」と「Severus」。やっぱり名前で呼び合いますか!!
ベラトリクスからは「Narcissa(Cissy」と「Snape」。あっれ、スネイプ呼びですか。仲良くないのだね。てか、スネイプからの一方的な名前呼びが面白い。

さて、ナルシッサの頼みは「ドラコを助けてやって!」というもの。
どうやらドラコはヴォルデモート卿から(嫌がらせかもしれない)任務を仰せつかったようです。
正面きってスネイプを疑っていると言い切っているベラも納得させるため、Unbreakable Vowをかわすスネイプ。
Unbreakable Vow:破ることが出来ない誓い・・・といった所でしょうか。
破らないように操られるようなモノなのか、破ったら死ぬとかひどい目にあうとかのモノなのか。
なんとなく後者なんじゃないかなと想像。

なんだかますますスネイプがどちらサイドの人間なのかわからなくなる章です。


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