〜HARRY POTTER and the Half-Blood Prince 感想ページ〜

<CHAPTER 3> Will and Won't

このタイトルどう訳されるんだろう;
英語ではシンプルに言えることが、日本語にするとシンプルにならなくなってしまうよなぁ・・・と再認識。

さて、やっとハリー登場ですよ。
だ・・・だらしないなぁ;部屋汚いなぁ;(私も人のこと言えないですが、食べ物はちらかしませんよ!)

ダンブルドアから手紙が来ても「ホントに迎えに来るのかなぁ・・・」といった感じで荷物の用意もはかどらないハリー。
しかし、思ったよりも落ちついていますね、ハリー。
5巻の最後から考えると、えらく沈んでいるか怒っているかだと思いましたが、迎えに来たダンブルドアに対する態度には落ち着きが感じられます。

ちゃっかり遺言を残していたシリウスから財産の相続権が与えられたハリー。
「どうでもいい」といった態度のハリー。太っ腹。
いやはや、ブラック家の財産といったらやっぱり結構なもんなんじゃないですかね。
まぁ、ポッター家の財産だけでも相当持っているハリーですが・・・、多分そういうのが理由ではなく、シリウス亡き後何をもらおうと何の喜びも無い・・・といったところでしょうか。

しかしなんだかんだいって、ブラック家の財産を家、ヒッポグリフ、クリーチャー付きで相続するハリー。
ヴォルデモートに打ち勝って生き残りさえすれば、金も名声も手中のゆうゆうの生活ができるのではないかと思われるハリーですね。

クリーチャーはホグワーツのキッチンで働くことに・・・。いいのかなぁ;ドラコとつるんで何かしかねない気がするのですが・・・。

この辺の会話中、無視されているダーズリー一家。なんだか年々可哀想に見えてくる一家です。
ハリーは17歳になるまではこの家に帰らなければならないらしく、逆に言えばあと1回帰ればよいらしいです。
魔法界は17歳で大人なんですね。イギリスのマグル界は18歳で大人。日本は20歳。
日本人の感覚で言うと、17歳なんて、まだまだ子供なのですが、そもそも魔法界で「大人扱いされる」というのの特権がどういうものなのか不透明。
飲酒、煙草とかではないですよね;学校の外で魔法使ってもOKとか、そういうことでしょうか。あとは姿現しの試験を受けられるとか?

さて、驚いたことに今回は誕生日よりも前にPrivet Driveを離れたハリー。
よかったねハリー。そして、よかったね、ダーズリー一家(笑)


<CHAPTER 4> Horace Slughorn

手紙ではBurrowに向かうと書かれていたのに、どうやら寄り道をするらしい。

ダンブルドアと共に姿現しをして向かった先は、不気味な家。
暗いわ、血糊はついているわ、椅子のシートのフリをしている人はいるわで・・・お化け屋敷かよっといった様子。
で、その変装オジサンのHorace Slughorn氏をホグワーツの新しい教師に勧誘するために寄り道した模様。
ハゲチビおじさんと、髭長長身おじさんが2人で部屋を掃除(魔法でですが)したり、会話している様子は絵にして想像してみるとなかなか面白いです。

ダンブルドアの勧誘をかたくなに拒むSlughorn。
ダンブルドアはわざとらしくトイレにたちます。
ダンブルドアが行動する時は絶対に何か意味があるはず!
っということで、どうやら狙いはハリーとSlughornを2人で話させることのようで・・・。

Slughornはハリーとしばらく会話し、またまたわざとらしいタイミングで帰ってきたダンブルドアが
じゃあ、帰ろうかな
といった途端、何故か折れるSlughorn。
ダンブルドア・・・完全にハリーを利用して新しい先生を得ましたよ;だからハリーを連れてきたのね・・・。

ところでこのSlughorn。なんと以前はスリザリンの寮監だったらしい。
しかもリリーを素晴らしい生徒だったと言っているということは、スネイプが生徒だった頃の寮監ということでしょうか。
Slughorn本人は、有名人と知り合いであることを自慢できればそれでいい!!というような人間に見えますが、元スリザリン寮監で、デスイーターに誘われるかもしれない人材・・・って、 ・・・このご時世(ヴォルデモート復活時)にこんな人を新しい先生として採用していいのでしょうか。
まぁ、ダンブルドアの判断に狂いが無いことを祈ります。


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