〜HARRY POTTER and the Half-Blood Prince 感想ページ〜7、8章

<CHAPTER 7> The Slug Club

タイトル見て、「は?なめくじクラブ???」などと思いましたが、どうやらSlughornのお気に入りの生徒を集めた会のことみたいです。
そっか、Slughornの略称は、ナメクジなのか・・・生徒に影で悪口言われる時に言われそうですね。
「げー、次ナメクジの授業だぜ〜」みたいな。

前章の出来事について、「マルフォイが怪しい!!絶対怪しい!!!」とばかり言っているるハリー。
う〜ん。確かにボージン&バークスでの言動は怪しかったし、マダム・マルキンに服の袖を挙げられそうになったときにモロに拒否ってましたが;
しかしそれを 闇の印がついているからだ!あいつデスイーターになったんだ!! とまで妄想・・・いえ、想像が膨らむとは、いやはやアッパレです。
対してロンとハーマイオニーは、 まだ16歳だし例のあの人がマルフォイなんかをデスイーターにするはずないじゃん という反応。

う〜ん。どうなのでしょう;
まぁ、2章を読んでいる読者から見ればマルフォイが何かやるんだろうな、とは思うわけですが。
ハリーの「マルフォイが怪しい!」病は今に始まったことではなく、2巻ではポリジュース薬まで作って偵察して結局的が外れていたという前科があるわけです。
もしかしたら、本に書かれていない日常でも「きっとマルフォイがやったんだ!」とか言っているのかもしれません。
だとしたら、ロンもハーマイオニーも「またか・・・」くらいに受け取ってしまうのかも。

では第三者の目から見てマルフォイは怪しいか否か。
マルフォイが怪しい点というと・・・。
 ・ボージン&バークスでの会話と、出てきたときの満足そうな顔
 ・マダム・マルキンに袖をあげられそうになったときの反応
 ・マルフォイの父がデスイーターであること
う〜ん・・・まぁ・・・怪しいといえば怪しいですが;
しかし、ロンやハーマイオニーが言うように、16歳=つまりまだ子供であるマルフォイにヴォルデモートが指令を下すだろうか。っと考える意見も頷けるものです。
そもそも他のデスイーターにではなく、マルフォイにやらせる利点があるでしょうか。
しいて利点を挙げるとすれば、マルフォイがホグワーツ生であること。
もしその利点から指令が下されたとすると、ホグワーツ内を自由に動ける人間が適役であるというわけです。
って・・・ホグワーツ内で何かする気じゃないか!!
っとなると、何をする気なのかを妄想してしまうのですが、ネタバレしかねないのでここでストップ。

ただひとつここで思うことは、ヴォルデモートにはホグワーツ内にも一人コマはいるはずですよね。スネイプが。
スネイプを利用せず、ドラコにやらせようとしているのは、やっぱりスネイプを信用していないからなのか。
それともルシウスに対する嫌がらせ、というか罰なのか。
読者の妄想はどんどん膨れ上がります(私だけ!?)。

話は進み、ホグワーツに向かう日がやってきました。
ロンとハーマイオニーは監督生車両なので別れ、ジニーは「ディーンと一緒に探すわ」と去ってしまい1人のハリー。
毎度のことながら、ハリー友達少ないなっと思っていたら、ネビルとルーナと一緒になれました。ホッ。

さて、この章の特徴といえば、新キャラが沢山出ることですね。
いきなりこんなに覚えるの無理だよ;
日本語翻訳版ではキャラクターの紹介があって、誰だかわからなくなったときに見ることができますが、洋書はそんな親切さが無いので頑張って覚えたり書き留めたりします。
私の場合、途中までは書き留めていましたが、面倒くさがり故、この章でメモは断念しました;
このやたら新キャラが多い主な原因は、タイトルであるナメクジクラブ・・・否、Slug Clubに集められた有名人を親に持つ生徒達のせいです。
一番目立っていたのはBlaise Zabini。
もしかしたら名前だけなら前にも出たかもしれないですが、おそらく描写がでてきたのは初めてかな(ウソだったらすみません;)。

Slug Club終了後、ハリーは透明マントに入ってZabiniの後を追い、マルフォイ一味がたむろっているコンパートメントに忍び込みます。
で、うまく覗き見したつもりになっていたハリーですが・・・。
見事にマルフォイに気付かれていて、石化魔法をかけられた上、足蹴にされて鼻血ブーです。
カッコ悪ーーーーーーー!!
そしてドラコかっこいい!!!
今までだったら確実に気付かないで去っていきそうなのに!!
いや、やっぱこれはハリーがアホなだけだったのかな;
しかも誰かが見つけないように、ご丁寧にハリーに透明マントを賭けて去っていくドラコ。
この子ちゃんと悪役できるようになったじゃない!!
さあ!どうなるハリー!!このままロンドンにUターンしてしまうのか!!!?


<CHAPTER 8> Snape Vivtorious

タイトルが非常に気になりますが、それどころではないハリーの状況。
石化魔法がどれだけの時間効くのか知りませんが、このままでは鼻血の海におぼれながらロンドンにUターンです。
まぁ、そうまで回り道なストーリーにはならないらしく、トンクスが現れて救ってくれます。
トンクスはやっぱり元気がありません。
トンクスの飛ばしたパトローナスの連絡を受け、迎えに来たスネイプが言うには、トンクスのパトローナスが以前と変わってしまったようです。
このパトローナス、四足の動物とのことですが、はたして何の動物やら・・・。
何か意味があるのだとしたら、犬か狼かのどちらかなんだろうな、などと考えてしまったり。

スネイプにネチネチ言われながらホグワーツに着いたハリー。
ここで、序盤での一番の衝撃的展開です!!
スネイプがDADA教師になっちゃったよ!!!!!!!!!!!!!!
えぇ。ハリー同様完全にダンブルドアに騙されてましたよ(いや、ローリングさんに欺かれたというべきか)。
当然SlughornがDADAだと思い込んでいましたとも!!

しかし、どうしてダンブルドアは今までずっとスネイプにDADA教師にしなかったのに、ここへ来て突然???
確かにSlughornが昔Potionを教えていたという理由から、「じゃあスネイプはDADAで」という感じで一見自然にも見えますが。
今年スネイプをDADA教師にすることに意味があるのかしら。
そういえば、スネイプがPotionでなくなったことで、ハリーはO.W.L.でOが取れなかったけれどPotionの授業を取ることができるのでは?
しかしまさか「ハリーをオーラーにするため」なんていう理由なんてことはありません・・・よね?ダンブルドア先生?
DADAの教師が毎年1年しか持たないという今までの傾向も気になるところです。
ハリーが願うように「Snape'll be gone by the end of the year」になってしまったらどうしよう;

スネイプの今後も気になりますが、ダンブルドアの右手の様子も気になります。
4章を見た時点では、さして気にしていなかったのですが(気にしろよ)、ハーマイオニーいわく「死人のような手」だとか。
やっぱりここは話のキーポイントなのかしら。
今年のハリーはスネイプの個人レッスンが無くなり、ダンブルドアの個人レッスンがありますから、今後もダンブルドアの手の様子を要チェックかな?


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